コミュニケーション

健康な会社づくりのファーストステップ

経営資源として『ヒト・モノ・カネ(お金)』が取り上げられますが、このうち最も大切なのが『ヒト』です。(昨今の経営資源としては、このほかに情報なども含まれます)

経営では、人材の登用や育成(ヒト)によって、優れた製品やサービス(モノ)が生まれ、さらに顧客へのアプローチや満足度を高めること(ヒト)によって、利益(お金)を生み出すというのが通常の流れです※1。

※1. 利益とお金の違いについては『利益とお金の違いを把握する』で述べましましたが、ここではわかりやすくするため『利益=お金』として扱っています。

ヒト、モノ、顧客、お金の流れ 図.1 ヒト、モノ、顧客、お金の流れ

すなわち、この流れからすれば、ヒトがいなければモノやお金は生まれません。まさに「会社はヒトなり」といえます。

しかし、最近は多くの会社で人材の流出が問題になっています。

■ コミュニケーションの不足とギャップ

人材が流出する原因は、
終身雇用・年功序列型賃金体制の崩壊 → 雇用の流動化 → 人材の流出 
という、ある種日本型経済構造の変換にあるともいわれますが、私は人材流出の主たる原因は、「コミュニケーション不足とコミュニケーションギャップ」にあると考えています。

コミュニケーション不足とギャップ 図2. コミュニケーション不足とコミュニケーションギャップ

健康な会社では、経営陣や従業員を含めた会社全体が「いきいき」しています。
これもひとえに社内のコミュニケーションが円滑に行われ、会社全体がビジョンに向って突き進んでいることの現われだといえます。

会社全体でビジョンに向かって突き進む 図3. 会社が一丸となりビジョンに向かって突き進む!

ただし、これまでのやり方をいきなり変えるというのも、経営陣・従業員共に抵抗があるかもしれません。円滑なコミュニケーションの構築には時間がかかるというのもまた事実です。

そういった場合には、まずはコミュニケーションをとれる環境づくりから少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。

当会計事務所もそういった環境づくりに少しでもお役に立てればと思っております。