住宅ローンの賢い返済方法
日銀のゼロ金利解除に伴って、各銀行は金利を上げはじめています。
そうなると、国民にとっては住宅ローン金利の動向がやはり気になるところですよね。
実際、金利タイプもたくさん出てきて、
「どれを選んだら良いのかわからない」
という方も多いのではないかと思います。
そこで、今回は、今後の金利動向を踏まえた上で、住宅ローンの賢い返済方法についてお伝えいたします。
多様な金利タイプの中でも、 主なものでは
変動金利型 ・・・金利がその都度(半年ごと) 見直される
固定金利型 ・・・ 返済期間中金利は変わらない
固定特約型 ・・・ 当初一定期間は固定金利で期間経過後にプランを見直す
上限特約付変動型 ・・・
基本的には変動金利型であるが金利の上限が定められて
いる
が挙げられます。
冒頭にも述べましたとおり、今後の金融・経済情勢を考えますと、 金利の上昇はまず避けられません。
よって、比較的当初の利率が低い変動金利型では、 長期的に見ると負担増につながると思います。
また、長期の固定金利型で返済期間中(例えば35年間) 同じ利率で返済していったとしても、当初の金利は他のプランと比較すると高くついてしまうので、少々考えものです。
さらに、「元本均等返済」とすべきか 「元利金等返済」とすべきかの選択もあります。
結論だけ言うと、元本均等返済の方が、 当初の返済の負担は増えますが、結果としてトータルの金利負担は少なくなります。
また、ある程度金銭的に余裕があれば、繰上返済は絶対にすべきです!
繰上返済方法には「期間短縮型」と 「返済額軽減型」の2種類がありますが、こちらも結論だけ言いますと、「期間短縮型」 の方が利息軽減効果が高いです。
例えば、
借入金 :
3,000万円
利率 :
3%
借入期間 :35年(元利均等返済)
のプランで3年後に200万円を繰上返済 (期間短縮型)する場合、
約295万円もの利息軽減効果が得られるのです。
なんと繰上返済額より多いんですよ!
これは、早期に多額の繰上返済をすればするほど、この利息軽減効果は高まります。
なお、こまめに繰上返済したいのならば、「繰上返済手数料が無料」 の銀行が良いでしょう。
もちろん税制についても、一定の要件を満たしていれば 住宅ローン控除が適用されますので、 そちらも必ず受けるようにしてください。
なお住宅ローン控除は、12月末時点の借入金残高を基に計算されますので、 年末に繰上返済してしまうと、その効果が減少してしまいます。
したがって金利負担を考えるうえでも、
繰上返済は1月が最も効果的といえるでしょう。
(なお期間短縮型を選択した場合で、
繰上返済後の最終返済日が当初の借入日から計算して10年未満となった場合には、
それ以降の住宅ローン控除は受けられません)
以上、住宅ローンの効果的な返済方法についてのポイントをお伝えしました。

